ハネナガチョウトンボ

絶滅危惧1B類 EN

  • 【科】トンボ科
  • 【属】チョウトンボ属
  • 【和名】ハネナガチョウトンボ
  • 【学名】Rhyothemis severini

日本では、奄美大島にしか生息していない。絶滅の危機的状況にあることから2019年に、「種の保存法」の希少野生動物にも指定され原則捕獲禁止となっている。抽水植物の繁った池で繁殖し、6月中旬ころから9月上旬ころまで見られる。

オス ♂

ハネナガチョウトンボ

2024/7/7 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/500 F5.6 ISO 100

ハネナガチョウトンボ

2024/7/7 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/640 F5.6 ISO 100

ハネナガチョウトンボ

2024/7/7 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/1250 F2.8 ISO 100

ハネナガチョウトンボ

2024/7/7 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/1600 F2.8 ISO 100

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観 察 記

2024年7月7日 厳しい環境

日本のトンボの中で、絶滅の可能性が一番高いハネナガチョウトンボ。昨年のトンボ学会でも指摘され、今回の奄美遠征で最重要種として確認をしたかった。5日の初日は、どの池でも確認できずかなり焦る。時期が早いのか、でもオキナワチョウトンボは数頭飛んでいる。結局、この日は見ることができなかった。そして2日目、1匹とまっているのを見つけた。とりあえず証拠写真を撮影していると、どこかへ飛んでいってしまった。しばらくすると少し離れた場所で、先ほどのオスが飛んでいた。しかし、1匹しかいないのはかなり危険度が高いと思った。3日目も朝早くから観察をすることにした。しかし、昨日撮影した場所にはいない。別の池を確認すると1匹発見。しばらくこの池で観察していると、交尾態が現れた。しかし、かなり遠く望遠でピントが合わない写真の連発、すぐに交尾を解き産卵に入る。産卵も遠い場所で打水産卵していて、証拠写真程度しか撮れなかった。しかし、産卵してくれたのでまた来年につながると思い、少しほっとした。しかし個体数が少なすぎる。もう少したてば個体数が増えてくるのだろうか。土曜日の午前中、環境省のスタッフが個体数の調査に来ていて話をしたが、今年は少なすぎるとのこと。学会で言ってたとおり、本当に厳しい状況というのを目の当たりにした。

観察記