- 【科】トンボ科
- 【属】ハネビロトンボ属
- 【原名亜種】Tramea transmarina transmarina
- 【和名】ナンヨウヒメハネビロトンボ
- 【学名】Tramea transmarina propinqua
ヒメハネビロトンボより、後ろ基部の黒褐色班が小さく、コモンヒメハネビロトンボよりも広く、ちょうど中間くらい。翅の三角室に黒褐色班がかからないので見分けられる。南西諸島の中で石垣島・宮古島・西表島で生息が確認されている。
オス ♂
2023/5/26 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/400 F5.6 ISO 400
2023/5/26 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/400 F5.6 ISO 400
観 察 記
2023年5月26日 期待どおり
今回の石垣島遠征で、撮影したかった種である。前回の撮影から実に18年ぶりだが、ヒメハネビロと思ってパソコンに埋もれていた写真を発掘するという状況だったのでなおさらだ。生息地に到着し、前回撮影した同じ場所にナンヨウはいた。このハネビロトンボ属は翅で見分けるので、まず撮影して翅の黒褐色班を確認する。そして三角室にその班がかかっていないか確認し、ナンヨウだとわかった。それにしても、14年ぶりの石垣島訪問とあって、そこにいるほとんどの種を撮影するという、せわしない状況。落ち着いて撮影もできず、相変わらずダメ写真の連発だった。行く前は、撮影種が多いので落ち着いて撮影しようと自分に言い聞かせていたが、現場を見た瞬間にその試みはなくなってしまった。地元では一か所で、いろんな種がいる場所はないので、落ち着いて撮るほうに無理があるのかもしれない。
2005年8月1日 埋もれていた
沖縄本島でハネビロトンボを撮影し、同定作業をするため、今まで撮影したヒメハネビロやコモンヒメハネビロの写真をチェックしていた。一種だけヒメハネビロより黒褐色班が小さい種が出てきた。家にある図鑑を全部出し、ナンヨウヒメハネビロであることがわかった。実に11年間も、パソコンの中にヒメハネビロトンボとして埋もれていたのである。

