- 【科】トンボ科
- 【属】チョウトンボ属
- 【和名】サイジョウチョウトンボ
- 【学名】Rhyothemis regia
東南アジアや台湾に分布していたが、2020年9月に与那国島で発見され、その後、波照間島や西表島まで分布域を拡大している。名前の由来は。最初に与那国島で発見した西條氏の名前が付けられた。池や田畑の水路などオキナワチョウトンボの生息環境とほぼ同じである。最初に流入してから、オキナワチョウトンボとの異種間交尾が行われ、種間雑種と思われる個体が目立ち始めている。
オス ♂
2025/9/5 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 200mm 1/800 F7.1 ISO 200
2025/9/7 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/500 F5.6 ISO 250
種間雑種の可能性がある個体
2025/9/5 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/1000 F7.1 ISO 200
観 察 記
2025年9月5日 亜熱帯
初めて西表島のみを目的とした遠征。以前は石垣島をメインに訪れており、西表島には日帰りで訪れることが多かったため、後ろ髪を引かれる思いで石垣島に戻っていた。そこで今回は、西表島での2泊3日の遠征を決行。島に到着し、まず田畑の水路を観察すると、サイジョウチョウトンボはオキナワチョウトンボと群れていた。しかし、よく見ると色の違う個体も存在しており、種間雑種の個体だと思った。水路を散策していると、鮮やかな紫色の翅を持つ純血種と思われる個体も見つかり、安心した。それにしても、種間雑種の個体が多い。観察を続けていると、オキナワチョウトンボとよく戯れている。天気が良いためか、ずっと飛び続けており、草に止まろうとする個体も、オキナワチョウトンボに煽られて止まることができないでいる。そのため、静止している個体の撮影はかなわなかった。久しぶりのトンボ観察と、この亜熱帯特有の蒸し暑さにより、体力的にもかなり疲弊してきた。今年は関東地方の異常な暑さの影響でトンボ観察を控えていたため、免疫が十分でないまま亜熱帯の環境に突入してしまった。

