以前はエゾトンボ科のヤマトンボ属に属していたが、ヤマトンボ科に格上げされた。北海道の亜種だったエゾコヤマトンボは、DNA鑑定の結果、コヤマトンボと違いが見られないことから、コヤマトンボに含まれた。ヤマトンボ科のトンボは大型の種類が多く、特にオオヤマトンボはオニヤンマと見間違えるほどの大きさだ。オオヤマトンボ属は、平地や丘陵地、低山地の挺水植物が繁茂する大きく深い池沼に生息しているが、都心の日比谷公園や上野公園の池などでも普通に見られるため、オニヤンマよりも観察機会が多い大型のトンボかもしれない。これらのトンボは北海道から沖縄の八重山諸島まで、ほぼ全国に広く分布している。一方、コヤマトンボ属は、流れのある比較的きれいな清流に生息。コヤマトンボは北海道から九州・四国まで広く分布しているが、沖縄島北部に生息するのは沖縄固有種のオキナワコヤマトンボのみ。キイロヤマトンボは福島県以南の本州・四国・九州に分布していたが、近年宮城県でも生息確認された。生息地は局所的であり、絶滅危惧種に指定されるほど貴重な存在だ。タイワンコヤマトンボは西表島のみに生息し、ヒナヤマトンボは石垣島と西表島のみに生息している。
撮 影 種
未 撮 影 種
- キイロヤマトンボ:本州・四国・九州に分布
- ヒナヤマトンボ:石垣島・西表島に分布
- タイワンコヤマトンボ:西表島に生息

