- 【科】ヤンマ科
- 【属】サラサヤンマ属
- 【和名】サラサヤンマ
- 【学名】Sarasaeschna pryeri
原始的特徴をもつ小型のヤンマ。複眼の頂点の接する部分が短いので他のヤンマとの違いがわかる。丘陵地の山間の流れや池・沼などに生息し、水辺より近くの木立の間を、メスを探しながらホバリングしている。早いところでは4月後半から出現し、7月ころまで見られる。北海道から九州・四国、南西諸島の北部離島の一部などに分布している。腹部の対になっている斑紋が更紗模様に似ていることから、サラサヤンマと名がついた。
オス ♂
2024/6/1 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/2500 F2.8 ISO 100
2024/6/1 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/1600 F2.8 ISO 100
2022/7/3 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/2 F5.6 ISO 100
2023/5/17 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/200 F5.6 ISO 1600
交 尾
2023/5/17 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/500 F5.6 ISO 800
観 察 記
2023年5月17日 サラサの季節
サラサヤンマの季節がやってきた。5月なのに30℃越えの予報で、熱中症対策をし生息場所へ向かう。サラサがいそうな雰囲気の場所で、巨大な物体が飛んでいるのが目に入る。その物体はほどなくして木の上の枝にとまる。とまった近辺を撮影し何の物体か確認すると、サラサの交尾態だった。初めて見る交尾態に嬉しくなった。しかし、とまっている場所が高いので300mm全開で撮影。三脚を車に置いてきたため、手持ちでの撮影はきつかった。別の場所へ移動すると、開けた空間でサラサが摂食飛翔している。飛翔撮影のチャンスだが、摂食飛翔は不規則に飛ぶので撮影が難しい。摂食時間が短かかったのでピントがあった写真は一枚も撮れず玉砕。別の場所へ移動し、細い流れの上をオレンジ色の翅の物体が飛んでいるのが見えた。サラサのメスだ。土に産卵をし始めたが草の中に入ったので、良い写真が撮れなかった。
2016年6月17日 ようやくホバリング撮影
今月頭に丘陵地の谷津で、飛翔しているサラサにめぐりあえたが、とても撮影できるレベルではなかった。ホバリングはせず摂食飛翔を行っているので、広範囲にせわしなく飛んでいたからだ。そして今日、県外遠征で河原のトンボを撮影したあと、コバネの撮影に訪れた池のそばの細い流れにホバリングしている物体がいた。近づいて見るとサラサだ。この時期、老熟していて、体にごみなどが付着している。それでもサラサの初ホバリング撮影をマクロでがんばってみた。
2008年5月28日 京都の古い池
京都に出張することになり、仕事の合間に古くからある池へ向かった。池の周回路を歩いていると、キイトトンボがいた。なにか撮影したことがないトンボにでも出会えるのではと淡い期待。すると、池のほとりの駐車場で少し大きめのトンボが飛んでいた。サラサが3匹飛んでいる。コンデジで飛翔撮影にチャレンジするが、オートではピントが合わず、時折私の服にとまるのではないかと、それくらい側まで寄ってくるサラサにもてあそばれてしまった。
2005年6月5日 小さなヤンマ
正直、こんなに小さいヤンマがいるとは思わなかった。ヤンマといえば大きくて力強く飛んでいるイメージがあるのだが、このサラサヤンマは丘陵地の木立の空間を飛んでいる。時折ホバリングをするので、ホバリング撮影にはもってこいのトンボだ。しかも、そんな状況でも手持ちのカメラでは全くもって撮影ができない。一眼でないと厳しい。

